「ボタンを作り続ける100年企業 金型製作の受注を開始」クラウン工業株式会社


創業以来、ボタン製造一筋で培った金型技術で
日本のモノづくり産業の発展に貢献したい

クラウン工業株式会社は、奈良県大和高田市に本社を構え、今年4月で創業102周年を迎える企業だ。創業当初はボタンの製造販売及び輸出の個人営業を行い、その後1961年に商号をクラウン工業株式会社に変更。昨今、海外生産が進むなか、婦人ボタン及びファッションアイテムを企画・製造し、金型作りから射出成形、切削、仕上げ、後工程までを100%メイドインジャパン品質で一貫生産を自社工場で行っている。ボタンは服飾で最も重要なパーツのひとつであり、その厳しい品質に常に向き合ってきた対応力が同社の強みである。

【出展内容】

「なぜボタン作りの会社が?」と思うかもしれない。同社は、今回の出展を機に、ボタン作りで培った経験とノウハウを生かし、金型製作の受注業務を本格的にスタートする。採用しているのは入れ子構造の金型で最大φ180mmサイズに対応。昨年からトライアルでスタートしたが、日用雑貨向けの金型を受注している。

従来のボタン生産では服飾デザインに合わせるために表面のデザインや大きさ、材質などさまざまなボタンをカタログに掲載するだけのラインナップが必要であり、それに応じて金型も大量に準備してきた。そのため、品質を維持しながら常にコストを意識して取り組んでおり、一般的に鋼材を削り出して作る金型に比べれば大幅にコストダウンできる。また、3Dスキャナー、CAD/CAM、マシニングセンタなど、あらゆるニーズに対応できる設備を保有し、少数精鋭の機動力を生かして短納期で製作できる。

この金型受注の事業をスタートした理由について、同社社長の吉村考史氏は「形あるものを作る上で金型は重要。微力ながら日本のモノづくり産業の発展に貢献していきたい」と語る。(文:落合平八郎広報事務所)

クラウン工業株式会社の出展情報は下記からご確認いただけます

【会社概要】
会社名:クラウン工業株式会社
代表者:代表取締役社長 吉村 考史
設立年:1922年4月
業務内容:婦人ボタン及びファッションアイテムの製造・販売
ホームページ:https://www.crown-mfg.co.jp/

展示会のご案内

【展示会名】
第12回 高機能素材 Week[大阪]-Highly-Functional Material Week-
第4回 Photonix[大阪]-光・レーザー技術展-

【会期】2024年5月8日(水)~10日(金)10:00~17:00

【会場】インテックス大阪

【主催】RX Japan株式会社

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